退院後の療養生活
平成22年12月22日(水)
手術後1年3ヶ月程度経過しているが、手術痕はケロイド状で常に胸部が痛む。食事すれば胃が脹れるた
めか、傷口を圧迫して鈍い痛みが走る。下記の写真は12月13日に撮影したもの。
傷口は術後直後より下に10cmほど全体に下がっている。傷口は何らかの炎症状態で触ると痛む。
手術で大量の輸血をしたため,何らかの影響が出ているかもしれない。最近撮影した胸部X線写真を
みると、胸骨を固定しているワイヤーが回っているのか、止め口が半年前の映像と比較して動いて
いるのが解る。体調は相変わらす良くはないが、画期的な改善は望めそうにはないようだ。
平成22年12月7日
香川労災病院循環器科へ健診に行った。担当医はもう大丈夫ですと言うことをいうので、処方薬をなくし
て欲しいというと、なくすると悪化するからダメと言われた。その代わり、下剤の酸化マグネシウムを止めて
もらった。利尿剤のラッシクスとアルダクトンのため、体内の水分が減少して便秘になりやすいために処方さ
れたためであった。相変わらずBNPは50〜60で安定しており、心臓の負荷は少ない。でも、無理をすると動
機が激しくなり、息が切れる。
データの変更等でデータの一部が削除されたため、欠損状態となる。
平成22年5月18日(火)
胸部の痛みがひどいので、ペインクリニックを探し行ってみた。近くでペインクリニックは少なく坂出まで行
くことにした。胸部レントゲンを撮影した。診察時にレントゲン映像をみると胸骨を6カ所ワイヤーで固定して
いるのが見えた。痛みの原因がワイヤーが周りにある肋間神経を刺激して生じる神経痛という診断であっ
た。措置としては、神経ブロックを行うことになった。エコー画像を見ながら左の第3肋軟骨部付近?にアナ
ペイン注(7.5mg/ml)10mlを注射することになった。注射後は胸骨から横に広がる痛みはなくなった。来週
にも同じところに注射することになった。
注)レントゲン画像から:上から2つめのワイヤーが左側に止めるためにねじった部分が見えたが、そのね
じれがきれいに止まってなく左側に飛び出た形の画像が確認できた。その部分が肋間神経等を刺激して胸
部から左側に走る痛みを生じさせているのかと思えた。 他のワイヤーはそのような状態には見えなかった
が、側面からの画像でも確認したかった。ワイヤーは一生そのままの状態で抜くことはないため、神経ブロ
ック措置で痛みを止めるしかないようだ。
注)アナペイン注:塩酸ロピバカイン水和物注射液 薬効:神経系及び感覚器官用医薬品 、末梢神経系用
薬 、局所麻酔剤、キシリジン系製剤 効能/効果: 麻酔(硬膜外麻酔、伝達麻酔)。
副作用:ショック:徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来
すことがある。等
平成22年5月11日(火)
今日、労災病院循環器科に行った。先日4月6日のBNPの検査結果が出ていた。53.5で、2月から3月の
検査結果30台から約70%アップしていた。昨年の11月頃の値に戻っていた。検査値にはある程度の誤差
はつきものだが、術後の検査結果は確実に低減していたが、最近身体的負荷を増やしたためかもしれな
い。TG値が427と高脂血症で、毎晩飲んでいるワインの影響が出たみたいだ。
平成22年5月10日(月)
相変わらず、食事後に動悸が激しくなり胸部が痛くなる。原因は不明。手術跡の傷口は赤くケロイド状で
あるし、手術時の糸の一部が出て赤褐色をしている。先日、香川労災病院に入院している行政書士の友人
を見舞った。7日午後からカテーテル手術による心臓冠状動脈のバルーン術とステント術をおこなったと聞
いた。手術をおこなったのが、倉敷中央病院医師でスパードクターとして有名な医師と言うことであった。私
が倉敷中央病院で手術を受けた時とは大きな違いである。手術後1年過ぎても胸部の痛みがなくらないよ
うであるとペインクニックでも受診して対処する必要があるみたいである。カテーテル手術の場合、左右の
大腿動脈からカテーテルを挿入しての措置であったため、胸部麻酔であり、意識等があるため相当な痛み
を感じたらしい。手術後、急激な血圧低下が生じたらしいがなんとかなったらしい。彼の投薬を見てみると幾
種類かの投薬は増加されていたが、アルダクトンは停止となっていた。明日、香川労災病院に投薬のため
の受診がある。
平成22年5月5日(水)
5月3日の夕方、丸亀お城まつりのセカンドハンドのフリーマーケットにボランティア参加した。時間的には5
時間程度であったが、翌日4日にはその疲れが残っていて朝8時過ぎまで起きれなかった。深く息をすると
胸部の手術跡が痛む。また、喉部に鈍い痛みがある。これは手術後人工呼吸器のホースを喉部に挿入し
たためか、手術前の麻酔が効いた状態で経食道エコー検査を行ったために喉部を痛めたためかは不明で
ある。手術の前日に担当医が僧帽弁の詳細を検査するために経食道エコー検査を行おうとしたが、センサ
ー部が喉につかえできなかった。担当医が香川労災病院から送られてきた経食道エコー検査の画像の見
方を解らなかったため、検査に及んだのだ。手術の傷口は未だに赤く、触ると痛い。痛み止めのロキソニン
を服用しても余り効果はない。また、傷口の下の方に赤茶色くなった糸のようなものが1ミリ程度出ている。
傷口を縫った糸の一部が表面に出ているようだ。
平成22年4月23日(金)
先日、行政書士の仲間から心臓が悪くて入院しているとの電話があった。心電図と心エコー検査では心
臓肥大で心不全症状であった。更にカテーテル検査の結果、冠状動脈の一本が閉塞しており、心筋梗塞を
起こしているとのことであった。体質的に高血圧・高脂血症のためであるが、体調の不調が出始めて相当
な期間が経っているため、心臓肥大を更に悪化させたみたいだ。入院している病院が香川労災病院で担当
医も私と同じ医師であった。治療としては閉塞している血管へのカテーテル治療だと思うが、バルーン・ステ
ントによるものと考えられるが、手術は連休明けになるらしい。私の方は、相変わらず胸部が痛み、疲れや
すく、昼食後椅子にもたれ込み寝ていることが多い。朝も8時過ぎにならなければ起きれない。手術で左心
室を切り開いているので、左心室の血管・筋肉組織等の以上も心配であるが、そのあたりはレントゲンと心
電図等である程度の状況が解ると思うので、現状の薬を飲むしかないのかと思っている。入院している友
人の薬を見ると、血圧を下げる薬以外は私と同じものがあった。ラシックス、アルダクトン、アーチストであっ
た。
平成22年4月6日(火)
今日労災病院循環器科で先日の24時間心電図計の結果を聞いた。心房細動はほとんどない状態でワー
ファリンの服用がなくなった。その代わり、心拍数が平均値より多いため心拍数を下げる薬(アーチスト錠2.
5mg)を飲むことになった。ラシックス、アルダクトンはそのままであった。心拍数の平均値は88拍/分で、最
高139、最低69、で瞬間的最高値が169にも達していた。昔から脈拍数は多く、120を超えることも多かっ
た。心臓からの寿命からすると一般の人より総鼓動数が多いから短いかもしれない。僧帽弁を支えていた
腱索が切れたのもそのためかもしれない。BNP値は2月2日:34.8、3月30日:37.3でまだ正常値を超えてい
るが、昨年の10月5日の73.5と比べると半分以下になっているので、心不全の状態は改善されたといえる。
今日もBNP検査のための採血をしたので、次回5月11日の検診ではその結果が解る。その時にラシックス・
アルダクトン等の処方が少し変わるかもしれないと思っている。今日調剤薬局で調剤明細書をもらったがオ
メプラ-ル錠10の薬剤料が350と調剤料が89になっているのは驚いた。
平成22年4月5日(月)
ここ数日間胸の手術跡が痛む。ワーファリンの服用量を2錠から3錠に戻したためかもしれない。ロキソニ
ン(痛み止め)も服用しているがあまり効果はない。明日、労災病院循環器科で先日の検査の結果を聞き、
投薬処方が決まる。心房細動がなければワーファリンも飲まなくていいことになる。それにしても呼吸時にも
胸が痛み、手術跡が完治していなく、神経(胸神経か肋間神経か?)を手術時に切断か傷つけているせい
かもしれない。胸の傷口は薄くなったが触ると痛い。このままの状態では精神的に疲れる。痛みで精神的
に集中できないし、少し無理をすると疲れやすくなる。机にもたれて寝てしまうこともある。こんな状態がいつ
まで続くのか?
平成22年3月30日(火)
労災病院の循環器科に受診をした。検査結果をみてワーファリンの薬用が全く利いていないと言われた。
17日の倉敷中央病院での診察でもう不要だと言われたため、3錠から2錠に減らしていたためであるが、1
錠でも減ると全く効果はないのかと。最近の食生活も以前と違ってきたためでもある。ワーファリン投薬は
心房細動がなければ止めてもいいという倉敷中央病院の心臓外科医の意見のため、今日12時30分から
ポータブル心電図計を装着して24時間の計測となった。この計測結果で心房細動等の異常がなければ、
利尿剤・ワーファリン等の投薬の処方箋が変わってくる。明日12時30分頃装置を外しに行き、1週間後の
4月6日にその結果を聞くことになる。それまでは処方箋とおりの投薬にすることにした。ワーファリン3錠/
夕食後である。
平成22年3月17日(水)
今日倉敷中央病院にて手術後半年の検査を行った。検査結果は良好との診断であった。医師との話の
際に、投薬について聞いた。先ず利尿剤の服用であるが、術後血圧を90前後にして形成術を施した僧帽弁
を保護するために利尿剤を処方したため、もう飲まなくていいと言われた。これで立ちくらみとのどの渇き等
の利尿剤服用による影響からは逃れられる。また、ワーファリンに関して飲まなくていいと言われたが、個
人的には急に止めるのは血栓等の発生等の問題で徐々に投与量を下げていきたい。今月30日に香川労
災病院での担当医がどのような処方箋を書くかによるが、投薬による副作用の大半から逃れることができ
る。でも、バイアスピリンに関しては服用しておいてくださいとのことであった。この薬に関しては一生のに続
ける必要があるみたいだ。今回の検診で全く問題のない診断が下されたが、手術跡の痛みがまだ続く、そ
れに関してはペインクリニックで対処してしてくださいとのことを言われた。ロキソンの投与は止めて相当経
つが飲んでも変わらないし、薬による副作用の方が心配であるので、処方を止めていただくことにする。後
は精神的ストレスを生じないように気楽に行くしかない。でも、倉敷中央病院では血液検査等の検査結果を
頂けないので、医師の言うことを鵜呑みにするしかないようだ。
平成22年3月8日(月)
労災病院循環器科に行った。担当医が緊急のカテーテル手術のために他の医師による心エコー検査を
行った。検査の最後の方の映像が見れたが、僧帽弁の一部がめくれて逆流しているのが見えたが、検査し
た医師によるとたいしたことではないと言うことだった。エコー検査する箇所と検査項目は、以前行っていた
クリニックを比べ丁寧で厳格に行っていた。検査に関してはクリニックや中規模程度の病院よりかは、労災
病院のようなところの方が信頼がおけると思う。また、検査結果に対する診断もより的確だと思える。今日
の検査に対する診断結果は次回の診察日3月30日となった。
平成22年3月2日(火)
労災病院循環器科に行った。血液検査によるRT-INRとトロンボテストだけだったが、検査値は1日3mgの
ワーファリンでも効果が少し悪くなったが、許容範囲のため現況維持の投薬となる。時折鼻をかんだ時に血
が混じるので個人的にはこれ以上増やしたくはない。前回検査したBNP値の結果は知ることができなかっ
た。血圧は88〜108で脈拍88で、利尿剤のため相変わらず低い。夜動悸がすることと左胸部の痛みがあ
ることを告げると胸に聴診器を当て鼓動等をチェックした後、来週3月8日エコー検査の実施を行うこととなっ
た。術後、労災病院での初めての心エコー検査となった。クリニックでのエコー検査から3ヶ月程度経っての
検査でその相違も知りたい。僧帽弁の閉鎖具合と心膜間の様子である。心臓の鼓動に伴って左胸部が痛
むのは手術跡の傷口だけの理由でもないようにも思える。また、時折頭がクラクラする。投薬によるもので
ある。
平成22年2月27日(土)
2月25日〜26日と2日間岡山で社労士会の研修を受講した。研修会場から宿泊するホテルまでは徒歩で
30分程歩いたため、今日も疲れと胸の痛みが強く感じられる。その間の食事は牛丼、中華、カツ丼と高カロ
リーで野菜の少ないため、下剤を服用して強制排便を試みたが思うようには出なかった。24日夕方にショッ
ピングセンターの駐車場を走行中に車の後部にぶつけられが、心臓に対しては強い影響はなかった。その
後の処理の方が大変で、修理費全額を自己負担すると相手方の意向で、その時警察を呼ばずに済ませた
が、結局相手方が保険適用をしたいと言うことで警察署まで出向き事故調書を取ることとなった。その後相
手方の車の修理について相手方の保険会社が過失割合はお互い五分五分であることのようなことを言っ
てきたため、精神的に疲れる結果となった。人が歩くような速度で駐車場内の一番幅の広い主幹通路を走
行していて、幅の狭い脇通路から出てきた車に後ろタイヤ付近をぶつけられたのだから、私に一体どのよう
な過失があるのか?と気分を害することとなった。そのようなストレスにより、心臓の鼓動は早くなり胸部の
痛みが増す結果となる。事故は車自体の損傷だけで身体的外傷はないが、心臓に何らかの疾患があるた
め精神的なストレスが多く影響を与える結果となった。
平成22年2月23日(火)
風邪を引いてしまった。鼻水と喉が痛み、クシャミがでる。熱はないが頭が痛い。近くのクリニックへ行っ
た。薬剤吸引と点滴をおこなった。もしかしたら花粉症もあるのでは疑うが、この風邪が完治してからそれも
検討することにする。処方された薬はトランサミン錠250mg、アントブロン錠15mg、コカール錠200mg、ピーエ
イ錠とアズールうがい液・スカイロン点鼻薬噴霧用だ。クリニックでは今飲んでいる薬のことは聞かれなかっ
たので、そのことに対しては言わなかった。抗生物質と炎症止薬と総合感冒薬等と思っていたら、少し違っ
ていた。ワーファリンとの相互作用が心配させる薬もあるが、量的に少ないので様子をみながら飲むことに
するが、さすが全ての薬を服用する気はしない。相変わらず疲れ、脈拍数は100を超える。2月2日検査した
心電図を思い出しながら心臓の状態を考えるが、波形が手術前と余り変わっていないような気がする。R波
だけが見えた波形(P、Q、S、T波が見えなかった)だったが、途中からS波が深く下がっている波形があっ
た。途中で電位の測定箇所等を変えて表示したものと思えた。P波やT波がないようにも思えた(気のせい
かもしれないが)。でも、心電図をまじまじと見たのではないので解らないが、現状では来月の倉敷中央病
院でのエコー検査等で手術後半年の状態がある程度把握できると期待する。また、来月2日には労災病院
で検査したBNP値を知ることができるので徐々に回復していることを期待する。
平成22年2月21日(日)
体調は相変わらず良くはない。体調に影響を与えそうな投薬は飲みたくないが、痛み止めのロキソニンく
らいしか私には調整ができない。利尿剤の影響で常に水分の少ない状態のためか、目や喉が渇き時折め
まいもする。血圧が上がりきらないためでもある。頻繁にトイレに行くためか、体質的に水分を欲しがらなく
なってしまった。また、寒さのためか手術跡の皮膚が引きつったように痛む。原因が解らないが左胸部が痛
む。相変わらず夜間激しい動悸で目が覚める。
平成22年2月2日(火)
香川労災病院循環器科に行った。今回は血液検査(全項目)、胸部X線(正面、側面)、心電図の検査を
行った。BNP値は外部に検査委託ということで結果はみれなかったが、前回との検査値とはあまり変化な
かった。PT-INR値は2.30でワーファリン投薬量は1日3錠のままであった。胸部X線での心臓の状態は通常
サイズに戻っていて、手術前後の肥大した心臓とは比べものがならないくらいに小さくなっていた。心電図
の方はこれといった異常は見あたらなかった。通常の業務に戻ってもいいとのお言葉を頂いた。投薬の方
は利尿剤のラシックスを40mgから20mgに減らしてもたった。これについては要経過観測となった。後は、睡
眠促進剤レンドルミン剤と下剤プルゼニド錠は処方を止めてもらった。痛み止めのロキソニンは朝・夕食の1
日2回の処方にしてもたった。なるべく肝臓等の内臓への影響と薬への依存を抑えたいためである。寝付き
は良くなったが、夜半3〜4時頃動悸で目が覚め、1〜2時間で再度寝付く、その時の夢が鮮明である。後
は精神的な不安を除くしかないのかと思うようになった。
平成22年1月26日(火)
右目の下瞼に炎症ができ、少し爛れてきたので麻田総合病院の眼科に行った。診察して炎症を抑える目
薬、副腎皮質ホルモンと抗生物質が入った軟膏と感染症用の抗生物質を処方してくれた。いつも行ってい
る調剤薬局には処方された目薬がなかったが、ジェネリック医薬品があったのでそれに替えて出してもらっ
た。ジェネリック医薬品は薬価が安いが、どういう訳か情報提供料100円が別途必要になる。以前役場の健
康保険関係の部署から、医療費軽減のためにジェネリック医薬品を使って欲しい旨のパンフレットが送られ
てきたことがあったが、比較表では薬価として倍以上の差があるのでその要望はうなずける。手術後、目
がかすんで見えにくいことがあるので、目の炎症が直った段階で、白内障進行の程度等の検査をしてもらう
ことにする。
平成22年1月22日(金)
心臓専門のクリニックに行ってきた。前回(1月8日)の血液採取の検査結果NT-proBNP値は146.0でBNP
換算で44.4と前回より下がった。92.6→66.6→51.4→44.4と順調に下がっている。順調に回復しているにみ
たいだ。まだ、夜間動悸で目が覚め1時間ほどで再度眠りにつく。そのためか昼間眠たくなって十分ほど寝
てしまうことがある。鼻をかむと時たま血液が混ざっていることがある。PT-INR値は2.0の値を示しており治
療の範囲でワーファリン投薬量は適正と思われるが、風邪気味で炎症を起こした鼻の粘膜から少しの出血
したものと思われる。利尿剤については3月17日の倉敷中央病院での定期検診まで待ったほうがいいとの
見解だった。術後の回復がどの程度までかは、適度な運動等のストレスをかけて経過を確認することにす
る。
平成22年1月8日(金)
心臓専門のクリニックに行ってきた。前回(12月4日)の血液採取の検査結果NT-proBNP値は182.0で
BNP換算で51.4と前回より下がった。92.6→66.6→51.4と順調に下がっているがまだ正常範囲ではない。で
も、これで利尿剤の投与量を減らせるではないかと期待する。肝機能検査値GOTとGPTは正常値で投薬に
よる肝機能への影響は今のところないと言える。しかし、尿素窒素の値が25.2と若干高めに出た(正常値:
7〜18mg/dl)。これは利尿剤の影響で体内の水分が少なくなったためとも思われる。カリウム値が5. 1
〜5.4程度で正常範囲(3.5〜5.0mEq/l)ではないが、これもアルダクトンA錠25mg2錠から1錠に減らせば
正常範囲に戻るため、どっちにしても利尿剤の投与量を減らすのが得策である。ここ数日鼻水と喉の痛み
があるため、風邪薬の処方箋を出してもらった。薬はPL顆粒で5日分だった。
平成22年1月7日(木)
投薬の処方のためだけに香川労災病院循環器科に行く。血液検査がないだけに処方箋が出されるまで
の時間は短った。病院の検査室の周りには相変わらず多くの患者が血液採取等の順番を待っていた。診
療費等請求書明細をみると、初・再診料より検査料の方が高いので、検査がない方が安くすむが処方され
る薬の量等も考えて欲しい。また、調剤薬剤も4週間分となると、処方される薬の種類が多い分結構な金額
となる。自己負担分が3,680円となっている。体調をみて実際服用している薬は全体の6割程度であり、利
尿剤の量を減らせば、便秘の薬も飲む量が減るし体調もおかしくならない。痛み止めは極力飲みたくないが
寒さのせいで手術跡が引きつったように痛むので、1日2回朝食・夕食後に飲んでいる。睡眠導入剤は全く
飲まなくなったが、相変わらず夜半過ぎ(午前3時過ぎ)に激しい動悸によって目が覚める。再度睡眠につく
と7時半過ぎまで目覚めない。血圧は寒さのためか全体的に高くはなっているが、70〜110の間である。
脈拍は100を超えて、動悸が激しい時は120前後あるので、手術した僧帽弁とそれにつながっている腱索が
切れたり伸びきらないかが心配でもある。
平成22年1月1日(金)
相変わらず、胸部の痛みを覚える。胸部の右側、心臓付近であるが、その痛みがどこから来ているかが
全く解らない。痛み止めのロキソニンを服用しても痛みは柔らがない。寒さのため、手術の切り口が引きつ
ったように痛む。時折、激しい動悸が襲い神経を集中していられない時がある。今頃になって、手術を受け
なければよかったと後悔する時があるが、生きれる間はがんばって行こうと思っている。
平成21年12月28日(月)
呼吸に苦しさを感じ、呼吸するたびに胸部の痛みを覚える。夜間の睡眠時には、心臓の激しい動悸でよく
目が覚める。この痛みは一体どこから来ているのか? 心不全と肺機能の低下が起因するものか、それと
も、手術時に切断された神経等によるものか、また何らかの炎症によるものかは不明である。痛み止めの
ロキソニンの効き目はあまりなく、寒さが痛みを増している。年明けに呼吸器の外来のある病院等に行っ
て、肺機能等の診察をしてもらうことにする。この痛みが集中力を妨げ、たまに襲ってくる動悸のため、体調
はあまりよくない。車運転時における胸部の痛みは、他院直後の痛みより増したような気がする。
平成21年12月26日(土)
先日、手術時の輸血よる感染症検査結果が届いた。B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIV、全て(陰
性)という結果だった。検査値というのは概して相対的値であることが多いので、陰性と陽性の判定は難し
いかもしれない。でも、その検査結果を信じることにする。寒さのためか相変わらず胸部の切開部が引きつ
ったように痛む。睡眠導入剤の投薬を止めたせいか、昼間の頭の重たさ・不愉快感は無くなった。
平成21年12月21日(月)
ここ数日寒波のためか、胸部が痛む。寝具に電気毛布を下半身部に置き、暖めることにした。就寝後3〜4
時間で動悸等で目が覚めるが、その後は下半身が温まっているため再び眠ることができる。しかし、眠りは
浅く、鮮明な光景が浮き出る夢をみる。その後の寝覚めは少し頭がボーとしているが、睡眠導入剤を飲んで
いた時と比較して、日常生活においてはすっきりしている。でも、昼過ぎて強烈な眠気に襲われることもあ
り、体調のリズムが少し狂ったままのようである。手足の先がよく冷えているが、意外と血色はいい
平成21年12月18日(金)
薬のためか、頭が重く記憶力が落ちた。それは睡眠導入剤レンドルミン錠の副作用だと考え、ここ数日間
飲むのを止めた。そして今まで止めていた痛み止めのロキソニンを朝・夕食後に飲むことにした。3ヶ月以上
睡眠導入剤を飲んでいたためか、止めると3〜4時間の睡眠で目が覚め後はなかなか寝付かれなくなり睡
眠不足の状態が続いている。徐々に頭が重い感じは薄れてきたが、利尿剤ラシックスのため、体内の水分
は少なく、血行不良のため、手足の冷えが続いている。ラシックスも今飲んでいる40mgから半分の20mg
へ減らしたい、しかしBNP値(心不全状態の指標)がまだ正常値でないためそれもできない。来月8日には
その結果が解るが、それまでは利尿剤の副作用に耐えて生活を送る必要があるみたいだ。寒さのためか
胸部の切開部跡が痛む。痛み止め薬を止めていた時は朝方胸部の重い痛みで目が覚めることがたびたび
あった。どちらにしてもまだ正常な状態ではなく、完全回復は望めるのかと不安になる。
平成21年12月11日(金)
労災業院での次回の予約票を確認すると、当初担当医の言っていた1月7日(木)ではなく、2月4日となっ
ていたため、労災病院に確認を取ると、2月4日でもいいと言うことであったが、投薬のことを確認すると、投
薬は停止することはないので、次の4週間分の投薬に関する処方箋は書くと言うことであった。このことは担
当医師の怠慢か病院自体の組織的な問題なのか不明だが、本当に不愉快なことに思えた。単に投薬のた
めの形式的な診察だったら、今行っているクリニックに全て任せたいが、医療の現場においては想像を超
える組織的な圧力ってあるように思えた。一体どうなっている医療現場と思いたいが、私としては処方され
た薬剤を信じて飲むしかない。責任と報酬に関して何らかのギャップがあり、そのことが医療現場において
問題になっているのならが、解決すべきと思う。でも、個人的には将来に対する夢も希望も無いので早くそ
の苦しみを無くしたいという気持ちの方が強い。
平成21年12月10日(木)
投薬処方のため、労災病院へ行く、検査は相変わらずワーファリン投薬のための血液検査だけで、検査
結果によって、ワーファリンの投薬量が2.5錠から3錠(夕食後)となった。PT-INT値が1.51、トロンポテスト
値が27.1と相変わらず治療目的値に達していないためである。これは夕方に飲んでいる赤ワインのためワ
ーファリンの効用が出ていないのかもしれないが、なかなかやめれない。利尿剤ラシックス錠を40mgから半
分に減らしたいが、来年の検査結果(換算BNP値)を診て自主的に半分の20mgに減らそうと思っている。
平成21年12月9日(水)
手術の胸部の切開部跡に糸のようなものが目立ち始めた。さわると堅い糸のようなもので、術後20日程
度でその存在を確認していたが、あまり気にしていなかった。でも、胸部の変な痛みがそのためかもしれな
いように思えてきた。 下部写真(右側)の中央部に見える黒い点のようなもの
前回もドレン挿入口から、手術の際ドレンホースを縛った糸くずが出てきたが、これは切開した胸骨をつなぐための糸なの
か? 今日、倉敷中央病院に手術の際に大量の輸血をしたので、輸血による感染症の血液検査の採血に行くので、診ても
らうことにする。心臓血管外科の外来診察日が月・水曜日しかないのだから、朝早く行って受付をすることにする。
倉敷中央病院に行ったら、手術時の主治医が糸を取ってくれた。2カ所から出ていて、1カ所はピンセットで
摘むと引き抜けたが、もう一カ所は糸自体が皮膚化していて引き抜きながら根元で切った。縫合している糸
が切開部のケロイド状組織が薄くなって出てきたのだろうと言っていた。まだ出てきそうな気がするが、皮
膚組織等と一体化してしまう素材なので心配はしていないが、これらの糸が体内の組織を引きつったような
状態にあるのか、胸部に痛みがある。
平成21年12月4日(金)
心臓専門クリニックに行ってきた。前回11月6日に採血した血液検査結果がわかった。BNP値は、NT-proBNP値(263.7)
からの換算であるが、66.6であった。前々回10月22日の検査結果(BNP換算値92.6)より改善している。今日も検査のため
採血を行ったが、最近の体調から考えて改善していることを期待する。次は、来月8日となった。それまでに、倉敷中央病院
へ手術の際に多量の輸血したために輸血感染症検査と、労災病院への薬処方のための診察に行く。今日の診察の時に、
今後の薬の投薬等についてある程度のことを聞いた。ワーファリンは術後、3〜6ヶ月くらいの投与、利尿剤に関してはBNP
値のよってその投薬量を変えるのが通常と言っていた。バイアスピリンは私の年齢だと心臓の手術を受けているので飲み続
けてもいいということだった。でも、労災病院で心エコー検査とBNP検査等をしないので、今のようなことになったのだが、弁
膜症になるにはそれなりに長期間何らかの負荷等がかかっていたという説明だった。毎年、定期検診を受けていないのが
原因かもしれないが、精密検査のある人間ドッグでも受けなければ解らなかったかもしれない。体の不調が現れて、精密検
査をして解ったのだから、なるべく早めに、専門医がいる検査機器等が揃っている医療機関に受診するのが一番である。し
かし、初診で労災病院等の基幹病院を受診するのは現行制度上容易ではないので、初診を受ける専門のクリニックをよ〜く
選別しておく必要がある。
平成21年12月3日(木)曇り
術後3ヶ月近く経つとストレスからくる痛みや疲れやすさがだいぶん和らいできた。まだ、大きく息をすると胸部に鈍い痛み
を感じる。その痛みは夕食後ワーファリンを飲んだ後、痛みが増すことが多い。いつまで、投薬が必要なのか不明だが、利
尿剤とワーファリンだけは医者から止められるまでは飲む必要がある。利尿剤の影響でよくトイレに行くが、心臓並びに胸部
内部組織の切開部が完全に癒着するまでは必要かもしれないが、薬の副作用も現れている。手術が長時間に渡り、途中に
異常な状態であったので、麻酔並びに酸素不足による脳神経系への影響も術前前の状態に戻りつつある。明日は、心臓専
門のクリニックに行くが、どの程度診察してくれるのか? まず、術後の療養終了(投薬等の停止)をどこが出すのか? そ
れとも自分で判断するしかないのか? 急激なストレス等で心臓が再度異常な状態にならないかが心配である。どちにして
も、自己責任ってことかもしれない。
平成21年11月26日(木)曇り
今週に入ってから、少し体調がよくなってきている。先日11月22日に高松に行き国家試験を受験したが、行き帰りと受験
時間の5時間あまりの緊張で23日、24日と体調がよくなかった。手術の際の左心房の切開部と止血のための一部心膜を縫
い付けた部分がまだなえていないかもしれない。以前、心臓専門のクリニックで心エコー検査をしたところ、心臓の動きが上
につり上がったような動きをしていると言っていたのもそのせいである。正常な場合、心臓はその中心部を中心として収縮運
動を繰り返してる。緊張とかストレスがかかると鼓動が早くなり、左胸部が痛む。開胸部を開くときに胸部にある多くの神経を
切断しているせいでもある。以前、脈拍100を超える頻脈であるが、それが薬のせいか不明である。でも、今飲んでいる利尿
剤の影響で眼球が乾いて目薬を挿す必要が出てきた。いつまで、今の投薬をしなければならないのか?その判断をするの
はどこなのか?手術を行った病院での診察は退院後4日目に1回やっただけで、後は6ヶ月後の定期検診(エコー検査等)
だけである。今投薬のために診察を受けている病院ではワーファリン投薬のための検査しかしないので、そのような悩みが
出てくる。現状投薬からの影響でいろいろな日常生活への影響があるため、最小限の投薬か、飲まなくていいのなら飲みた
くないと思っている。
平成21年11月12日(木)曇り
投薬のため香川労災病院循環器科の主治医の診察を受けた。検査は、ワーファリン投薬のためのPT・トロンボテストだけ
でBNP検査は無かった。検査結果、ワーファリン投薬量が少ないと言うことで、1日2+1/4錠から2.5錠に処方量が増えた。
このワーファリンはいつまで飲む必要があるのかは不明だが、ちょっとした怪我で血が止まらなくなるので大変である。先日
も親父の自転車の前輪・後輪のタイヤ・チューブを交換していたときに、指先を少し切ったが血が止まらずに、止血処理した
がつけていた軍手の一部が血で赤く染まってしまった。また、血液検査で採血したときも挿した跡を強く長時間押していなけ
れば止血しない状態なので、押さえようのゴムバンドでも準備しておくことにする。調剤薬局を変えてみたが、労災病院の周
りにある調剤薬局と料金的には変わらなかった。
平成21年11月6日(金)曇り
心臓専門のクリニックで心エコー検査をした。前回の検査で心膜腔内の心膜液が多くあったのが、改善されほぼ正常な
量 になっていた。手術で傷つけられて心臓の切り口等が回復しつつあるためと毎日飲んでいる利尿剤のせいである。僧帽
弁 の動きは相変わらず若干の逆流が見られるが、その他の弁はほぼ正常に動いていた。平常時、血圧が80〜100で脈
拍が100と心臓の機能としてはまだ十分ではないが、これも利尿剤等の投薬を停止すると多少血圧があがると思う。呼吸を
大 きくすると胸の痛みと息苦しさを感じるが、手術前の咳き込みがないため、手術のために切開した胸骨の接合部の痛み
かも しれないが、心臓の方が落ち着いたら、呼吸器系の精密検査も受診する予定にする。
平成21年10月29日(木)曇り
一昨日、怪我をした右手中指の抜糸を行った。ちょっとした怪我だったが、抗凝固薬であるワーファリン等の影響で出血が
止まりにくくなったためであった。指先の傷口皮膚の再生も通常より遅い気がするし、いまだに傷口が痛む。体調の方は少
しよくなってきているが、まだ疲れやすい。昨日も午後の行政書士会の講習会の途中で寝てしまっていた。でも、順調に回
復しているのは実感できる。食欲も出てきているので、リハビリを兼ねた運動を増やすことにする。今、飲んでいる痛み止め
のロキソニンと睡眠導入剤のレンドルミンへの薬物依存を懸念して、投与を制限しているが、睡眠導入剤を飲まないと2〜3
時間で目が覚め、その眠りも浅くなり、翌朝の目覚めと体調がよくない。これも薬物依存かと思うが、今のところ飲まないと
充分な睡眠が取れない。これも、リハビリを兼ねた運動を増やし、依存にならないようにしたい。
平成21年10月23日(金)晴れ
心臓専門のクリニックで心エコー検査をした。僧帽弁の状況は術後直ぐのエコー検査の画像に比べ若干の漏れはあった
が、それは手術時と比べ、心臓の肥大が元の状態に戻って少し変形したのかもしれない。しかし、心膜腔内の心膜液が正
常状態に比べ多かったが、心タンポナーデでもない状態らしい。術後2ヶ月近く経っているが、利尿剤の投薬でもこの程度か
と思ったが、定期的なエコー検査での状況確認で経過を見守るしかないみたいだ。BNP検査値も解ったが、検査機関が外
部のため、NT-proBNP検査で418.6で心不全とは言えないといっていた。BNP換算してみると92.6で、一般的には心疾患の
疑いのある範囲で、要精密検査の値である。BNP値を労災病院入院時と術後の検査値を診てみると、入院時で63.5〜152.
0、術後の1ヶ月経過後で73.5と心疾患の疑いのある範囲である。手術前の心エコー検査で割り出した肺動脈圧が80mgで
あったことと手術前のBNP 値から、担当医は肺動脈圧値の異常は僧帽弁の異常だけの原因ではない胸のことを言っていた
(肺の血管の詰まりもあるのではと言ってた)が、術後担当医は忙しく、そのような術後の経緯を聞けなかった。術後3日間
は肺動脈にスワンガンツカテーテルを挿入してあったので、正確な肺動脈圧も計測できたいたはずだが、聞く余裕はなかっ
た。胸部の痛みや軽い頭痛や疲労感があるが、今の状態で経緯を診ていくしかないようだ。
平成21年10月22日(木)晴れ
昨日から体調がよくないので、心臓専門のクリニックをインターネットで検索して出かけた。院長の経歴は岡大大学院、、
岡山榊原病院心臓センター、香川労災病院と心臓等を専門にしているので、今の術後の状態が解るかなと思い診察を受け
た。今までの診断書・検査結果等持参して今までの経緯も説明した。レントゲン写真と心電図を取ったが、レントゲン写真に
僧帽弁整形術で使われたリングとほか2つのリング状の影が映し出されていた。心臓の肥大は解消されていたが、弁の状
態等はエコー検査待ちとなった。心電図の方は心拍数が多いくらいで、詳細は今のところ何とも言えない状態だった。診断
書から倉敷中央病院での手術のある程度の説明を受けた。発作性心房細動の異常に対する手術でも心臓を大きく開いた
ために、その後の縫合の不備で術後の出血が多かったのだろうとの説明を受けた。基幹病院といわれる医療機関の場合、
診察日・時間の制限並びに診察時間が短く、説明が少ないのが現状で、特に、実際の手術を行っていなく、単に薬の処方
箋のための診察のために受診する場合は、セカンドオピニオンをしてくれる医療機関で受診をする必要があると言える。事
実、倉敷中央病院心臓病センターでは、手術・術後等の状況が全く解らなかったし、詳しい説明もなかった。大手術にして
は入院期間が2週間足らずで追い出され、術後の外来は最初の1ヶ月後と後は1年単位の受診となった。それで薬の処方
が基幹病院の香川労災病院では術後の状況の説明が十分ではなく、今回、術後の状況等の説明をしてくれそうなクリニッ
クを探す結果となった。結果としては、金と時間が余分にかかることになるが、納得のいく説明と術後のケアを求めることが
できそうである。
平成21年10月20日(火)晴れ
今日、丸亀労災病院循環器科へ薬の処方のために診察を受けに行く。血液検査のトロンボテスト結果が 30.5で、PT-
INRが1.49とワーファリンの効果が治療目的の範囲外であったため、ワーファリンの投薬を1日2錠から2.25錠に増やされた。
朝に朝食の準備で、キュウリをスライサーで切っていたところ右手の中指の先を切ってしまった。バンドエイドで傷口を押さえ
ておけば止血するかと思っていたら、6時間経過した午後2時になっても止血していないので、近くの病院(三宅病院)で措置
をしてもらった。結局外科手術で傷口を3針縫うことになった。ワーファリンとバイアスピリンの影響で出血状態を作れば、出
血が止まらない状態になるのだ。先日もワーファリン等の処方の量を誤ったため、出血多量で死亡したというニュースがあっ
たところだ。手術による感染防止のため抗生物質フロモックス錠100mgを処方される。相変わらず胸部の手術跡は痛む。
平成21年10月15日(木)晴れ
昨日丸亀高等技術学校の主催するキャリアアップ講習の税務講習の第1回目を受講する。午後1時から5時までの時間で
あるが、やはり心臓は本調子ではなく、終わってから胸部の痛みを覚えた。長時間の緊張はやはり心臓にはよくないみたい
だ。講習の内容は相続税に関するものだったせいで、講師の話より、与えられた講習資料を熟読する方に集中したためだっ
た。処方された薬(利尿剤等)のためか、飲み物を飲むことが少なくなり、薬を飲むときの水と、夜に飲むワインくらいになって
しまった。血圧は80〜110であるが、脈拍数が110前後になると胸が苦しくなる。
平成21年10月12日(月)晴れ
十全大補湯(漢方薬)を1箱(240錠)飲み干してから心臓の痛みと疲労倦怠感が極端に減った。昨日・今日とワーキング
で5〜7km歩いてみたが、以前のように動悸・胸の痛みは少なくなり、血圧も70〜100と上がり術後の心臓機能が快復し
てきている。十全大補湯は後1箱(240錠)飲むことにしたが、まだ体力が本調子でないため、毎日2〜3km程度のワーキン
グで体力増強をはかることにする。人の体には自己回復機能があるので、生きていく希望と今日も充実した一日を過ごせた
という感謝の気持ちでいつも明るい気持ちで行くことにする。
平成21年10月7日(水)
手術後の手術傷跡の異常を先日写真に撮り、主治医に送って意見を聞いたら今から1月位経てば直ると言われその経緯
を見ていた。 その異常の跡(中央の白い部分)がこの写真です。手術後1月経った後の写真です。
その異常の原因が解った。今日、それを引く抜くとドレンホースを縛っていた糸の一片であった。術後、ドレンホースを抜く
前に糸を担当医が切ったけど、その糸をすべて取っていなかったようである。これで心配していた一つが解決した。でも、胸
部の痛みは取れない。今日も疲れて昼間、1時間あまり寝てしまった。痛止薬を飲めば和らぐが、夜飲むワインの量が増え
た。
平成21年10月5日(月)曇り 手術後の初めての香川労災病院循環器科へ外来に行く
香川労災病院循環器科の外来に行った。当日は担当医は外来診察の担当ではなかったが、診察等をおこなってくれた。
検査は血液検査、血圧波脈検査、胸部レントゲン等で、血液検査はワファーリンの効果等を見るためであるが、PT-INR が
2.15、トロンボテストの値が14.2とワファーリンはその治療効果は出ていた。他の血液検査の値を見てみると、手術で多くの
輸血をしたためか、Hbの値が16あったのが12.8まで下がり、Htが38と平均より下がってしまった。血圧脈波検査解析結果
は血圧 最高93、最低69、ABI 右1.00 左1.02 baPWN 右1102 cm/s 左1008 cm/sと血圧以外は年齢より若く、動
脈の硬さは平均より遙かに柔らかい。今のところ動脈硬化はないようだ。でも、依然と血圧は低い。これは処方されている利
尿剤の影響もあるようだ。医師は状態は良くなっていると言って、胸部の痛みはしかたがないですと言った。痛止薬のロキソ
ニン錠は1日3錠も処方してくれた。今回は心エコー検査を行わなかったが、次回の診察には見て欲しいものである。また、
どういう訳か、胸部レントゲン撮影の映像等の入ったCDをもらった。最初の外来の時に肺の下部に溜まった水等があり、退
院時にはその水等がなくなっているのが解った。でも、今現在のレントゲンの映像を見てみたい。肺内に以外と影が多くあ
り、それが手術前のもので、手術後その程度変化していかも見てみたい。
未だに疲れが多く、胸の痛みとで、長時間同じ姿勢でいるのは疲れ、昼間短時間の仮眠が必要である。
平成21年9月24日(木)晴れ
毎日、体重と血圧は測定している。体重は60Kg程度をキープしている。血圧は、60〜90くらいで、時には、上が80台の時
もある。脈拍数は常に100を超え、110Kらいが平均値である。夕食後、ワファーリンを飲むと、血がさらさらになるためか、手
術の傷跡付近の痛みが強くなる。痛止薬のロキソニン錠は1日1錠しか処方されていないので、朝食後飲んでいるだけなの
で、夕食後 痛みが強い場合はさらに1錠を服用して、ワインなどのアルコールを少し飲み気分を和らげ、寝る前に睡眠導入
剤を服用して眠りにつくことにしている。アルコールを飲むと心拍数は上がりさらに痛みを感じるので多くは飲めない。本当に
気分が鬱になりそうである。
平成21年9月20日(日)晴れ
リハビリを兼ね、1kmほど離れたショッピングセンターへ歩いて行き、ドラッグストアで十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
を購入する。体力と気力を回復させる漢方薬で血行をよくして貧血症状を改善する“当帰”や“川きゅう”、“地黄”をはじめ、
滋養強壮作用のある“人参”や“黄耆”、水分循環をよくする“蒼朮”や“茯苓”などが配合さており、食欲不振、冷え症で貧
血気味、顔色が悪く、疲労衰弱がひどいので服用を始める。信和製薬のもので240錠で3,980円で、1日3回4錠服用で20日
分である。今日は朝から痛止薬ロキソニン錠を服用しているので、あまり痛みを感じなかった。この薬の効用時間は8時間程
度だから、1日3錠は処方して欲しかったが、薬の効用が切れた時点で再度服用して、夕食後は睡眠導入剤だけで早く寝る
ことにする。その際に多少のアルコールで痛みを和らげることにする。
平成21年9月19日(土) 晴 9時30分〜10時
近所の外科のある病院へ、手術の傷跡が痛み、赤くはれているので治療に行った。
目的は、塗り薬と痛止薬を処方してもらうためが、血液検査をしてもらって、白血球等の数値で炎症がないか調べて
もらいたかったが、医師と話しているうちにその気も無くなってしまった。薬の処方箋を書いてもらい、専属の院外薬局へ行き
薬をもらった。薬剤師の乏しい医療知識と高い請求金額に驚き、二度と利用しないと思った。今回が初めてだったが、各調
剤薬局の競争があるので、信頼の置け、サービスのいい調剤薬局を探しておく必要がある。
平成21年16日水曜日 病院に午前10時30分頃到着 14時30分には病院を後にした。
退院後の初めての検診。レントゲン、血液検査、心電図、心エコー検査等を終え、心臓血管外科の医師(主治医でも手術
に関与した医師では無かった)。検査の結果で解っているのか?聴診器も当てずに、触診もなしに、検査結果のレントゲンを
みて良くなっていると言った。入院中のレントゲン画像には、心臓の周りに白い大きな影陰があったが、その日のレントゲン
画像にはその大きな影は消えていたが、画像があまりにも小さすぎ、その他の影も確認したかったができなかった。血液検
査の結果の比較をしようとしたが、どのような理由か、私の目にはその日の検査結果は空欄に見えた。
薬の処方の仕方と次回の定期検診について話をした。検診は1年後か半年後と言われ、半年後の来年の3月に予約とな
った。これからの薬の処方は、紹介を受けた香川労災病院とするため、紹介状を書いてもらった。病院からの薬の処方として
30日分が処方されたが、薬局で薬を受理後内容を確認すると、痛み止めのロキソシン60mgが入っていなかった。退院する
際に6日分の薬を処方されたときも同様であり、心臓血管外科病棟の薬剤師には、1日2〜3錠を処方して欲しい旨を伝えっ
てあったが、電子カルテにはそのことは全く反映されていなかった。ロキソシン60mgが入っていないため、心臓血管外科の
事務員にその旨を伝え、追加してもらったが、1日1回夕食1錠となっており、そのことを病院を出てから気づいた。おそらく、
薬の処方を依頼する香川労災病院への書面にはロキソシン60mgについては一切記載されていないといえる。次回の薬の
処方を受けるまでに、痛みが無くなっていればいいが、必要なロキソシン60mgの絶対数が足りない。痛みを我慢して1日1錠
を内服し、痛みが我慢できなくなれば、服用することにする。
退院日 平成21年9月12日(土)雨
当日 午前9時過ぎに回診があり、そのときにはもう私服に着替えいつでも帰れる状態にしておいた。回診は、心臓血管
外科の主任部長であったが、2回の手術をしたことを言ったが、そのことにはあまり、触れたくなかったので、「手術中は長い
時間寝ていました」と答えた。事実、麻酔で寝ていた時間は、9月3日午前9時から9月4日午後0時頃の27時間ほどであっ
た。11時前には退院に関する手続き等が終わり、病院を後にすることができた。その後、倉敷観光でもしてゆっくりを帰宅し
ようとしたが、あいにくの雨と思ったより体が動かないし疲れを感じ始めたので、バストと電車を乗り継ぎ家に帰るとこにし
た。倉敷中央病院からは路線バスでJR茶屋町駅、茶屋町駅から坂出駅まで行き、そこで乗り継ぎで多度津駅と帰った。退
院は一人で自由に帰りたいと思っていたので付き添いは頼まなかったので、自宅へは多度津駅からは家族の者に車で迎
えに来てもらった。5kg弱の荷物でも持つと胸等の痛みが走り辛かった。
久住事務所
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