手術の概要について    平成21年10月24日一部補正

 9月3日 9:00に手術室に入るが、一部麻酔のためその時点からの記憶がない。
  1回目手術 9:00 手術室にて麻酔
          10:00 手術は、僧帽弁形成術(術前にエコー検査等で僧帽弁閉鎖不全を確認)
                    心房細動手術(af誘発テストにて陽性、LA拡大にため左房メイズ施行)
          18:00頃 手術終了
    18:00頃 CCU−Sの集中治療室に行く。 
          再度、手術が必要(ドレンから500ml/hの出血、心タンポナーデ)

  2回目手術止血手術)  20:00頃〜24:00過ぎ
          出血箇所がメイズ手術のために左房切開線から出血を確認。
          出血部分に心膜の一部を縫い付け止血。         

     25:00前 CCU−Sの集中治療室に戻る。 
          術後、酸素化不良状態になるが、徐々に改善
     手術中の説明は、生命保険会社に提出した診断書を参考に記載

 9月4日 昼頃に目覚める。
    術後目覚めると、人工呼吸器が取り付けられた状態であった。
    その後、人工呼吸器は取り外され、酸素吸入用の大きなマスクに変えられた。
   術後の体調等について、胸部の痛みと視野が狭かった。
   術後1週間は、手術の麻酔のためか、味覚の感覚が異常であった。当初は投薬の影響かと
   思っていたが、麻酔の影響だった。
 

  手術後、私の親族に渡された手術に関する概要には次のように書かれてあった。

 手術日時:20009.9.3
 病名:僧帽弁閉鎖不全、発作性心房細動
 術式:僧帽弁形成術(Duran33)、肺静脈口隔離術

  @僧帽弁はP3が広範囲に伸びており、全域にわたって腱索断裂。P2は逸脱が軽いが弁腹が大きく
   伸びている。前尖の変化軽度。弁輪経は36mm程度。
    

   AP3では拡大の特に顕著な部分を三角切除し、逸脱は人工腱索で調整する
    

     B拡大したP2は弁輪方向に縫縮すると逆流するため、腱索断裂予防を主目的に人工腱索を3対、
  自己腱索より少し短めにした。P2-P3間は切れ込み深いため、結節縫合で閉鎖。just sizeのDurann33
  を計13針のマットレス縫合で縫着。TEEで逆流+
   
   
  CBeating 下で観察しながら、P2-P3の切れ込みが完全になるまで縫合。
   さらに内側交連部をedge to edgeすることで逆流制御ができた


  D心房細動誘発テスト陽性のため 
     PV isolation:Cut&Saw+2カ所にCryoablation。





発作性心房細動は病院側の研究課題:「開心術における術中心房細動誘発テスト」として実施されたもので、
 本当に必要だったのかが不明。 



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